『マイスター・エックハルトの生の教説』(松田美佳 著)

実は、先に他のブログサービスで「ブログ」をやり始めたばっかりだったのですが、やたらと広告が多くてうんざりしていたところで、この「はてな」を教えてもらって、こちらに乗り換えました。
その、先のブログで最初に紹介させてもらった行路社の新刊をこちらの場でもう一度紹介させてもらうことにします。

松田美佳『マイスター・エックハルトの生の教説』(四六判288ページ2,600 行路社
第1部 エックハルトによるトマス理論の再構成
第1章 存在概念
現実性としての存在/全体的存在/生成に対する意味での存在/「三部作への全般的序文」/「命題論集への序文」/「集会の書についての第二講義」/エックハルトによるトマス概念の再構成
第2章 目的論と「何故なし」 
トマスの目的論/ラテン語著作の「生」と「意志的働き」/ドイツ語説教の何故なき生と働き/トマスの目的論とエックハルトの「何故なし」
第3章 責任倫理と心情倫理
トマスの責任倫理エックハルトの心情倫理
第4章 マリアとマルタ
トマスにおける活動的生と観照的生/『教導講話』第一〇章の議論/説教八六の解釈/エックハルトの「マリアとマルタ」の解釈  
第2部 エックハルトによるトマス愛徳論との思想的対話
第5章 罪の悔い 
ルーの解釈/ピーシュの解釈/トマスの痛悔論/『教導講話』第一二章  
第6章 神の放下――ロマ九・三の解釈を中心として 
トマスの愛徳論とロマ九・三解釈/『教導講話』における我意の放棄/『神の慰めの書』の二つのロマ九・三解釈/説教一二の神の放下/トマス愛徳論とエックハルトの放下の教説  
第7章 隣人愛 
自己愛と隣人愛/愛徳の性格  
結び

以上です。お問い合わせやご注文は、「プロフィール」の「詳細説明」をご覧ください。