「学区社協だより」109号ができました。
○儲け上手からの“おこぼれ頂戴”が 「福祉」、か…○
「福祉とは何ぞや」と問うて、地域福祉学科の授業で龍大生200人を煙(けむ)に巻いてきました。「福祉とは?」に私なら1秒で答えられる、と。「福祉」とは“福(しあ)わせ祉(しあ)わせ”だ。だから「社会福祉」とは、「あなたの幸せ、わたしの幸せ」ということ。かくして地域での、自治会や社協をはじめさまざまな団体に拠るボランティアにとっての「福祉」とは、“あなたの幸せが わたしの幸せ”ということなのだ! と。
しかし今や国にとっての「福祉」は、儲け上手を儲けさせて後の“おこぼれ頂戴”になり果てました。がんばる人は助けるが、がんばれない人は自分たちで何とかしろ、家族で何とかしろと言い始めました。
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『女性・戦争・人権』の12号ができました。
今号の特集は、「軍事化と女性に対する暴力――現在の国際的な動きの中で」です。裏表紙には、ケーテ・コルヴィッツの版画「蜂起」を配しました。
税込価格2,100円です。
新刊です; 素人社 Sojin-sha
「ややもすれば、足をすくわれそうな時代の奔流にあって、二本の足でしっかりと大地を踏みしめ歩んできた二人。自然の時間に寄り添う有機農業で作物を育てるイ・テグンと、芸術的なアプローチで流通を試みるチョン・ホギュンの対談。
ここで語られる、ある意味頑固で古風な、しかし次世代に対する大きな愛に満ち 土に根ざした暮らしの哲学には、これからの社会が目指すべき未来がある。これ以上地球も生物も傷つけず、数世代前の祖先にならい、貪らず つましく美しく生きていく知恵やヒントが、本書にはちりばめられている。」(訳者のまえがきより)
四六判上製(ハードカバー)224頁本体2,000円+税
ご注文下さる方は書店または直接素人社まで;http://kohrosha-sojinsha.jp/
(送料は素人社負担)